手放し

俺。
これ、手放そう。

小学一年生かな、戦いごっこ
お父さんと弟と私の3人でやる。

笑いすぎておしっこチビるくらい
楽しかった。

何したか
何一つ覚えてないし怯えてないけど
布団の上投げたり空手の真似事だね。
1回くらいは本気で倒してやる。

お父さんが、俺と自分の名称して話す。
強い。
とても敵わない。
勝てそうもない。


それ、欲しい。
欲しくなって、俺を手にした。

何か怖くても
俺と言えばお父さんになったつもりで
一瞬強くなれるから怖くなくなった。

でも女子で周りに使うの
俺以外誰一人居なくて
使ったらいけないんだと知った

家だけでは俺だったけど
家族にも控えた
おじいちゃんと話すときは
俺同士で俺を使えるから解放感があった
俺=酒の代わりにしてた
俺って言えれば、本音を出せる!
そう思い込んで使っていた。
でも冷静になるとダサイね笑うわ
俺って言えないとずっと嘘吐くしか
ないんでしょう
これを知れたのもお父さん登場
小6まではお酒を飲むと、本音が語れようになるんだ。大人ってカッコイイ!
早く飲んで本音を言える
大人になりたいって憧れていた。
けどお父さんの昔好きだった長渕剛
の歌が胸にガツンと響いた!
お酒を飲まないと本音で話せない
なんて、なんて格好悪いんだ。
そんな関係性で自身の駄目さに浸るのか。
って歌でね。
確かに!ってなんでもイイコトワルイコト
鵜呑みにする時期だったから
これもよく鵜呑みしたけど
お酒がなくても、本音で語れる状態
の方がいいな!と知れたのはデカイ。


話逸れたけどTwitter
小太りで俺と言う人は腐女子って
言うの見て、バレた?
喉がヒュッとして。
使うのを一切やめた。

きっかけはなんだっけ。
・・・そう。
おじいちゃんだ。
また使える様になった。

唯一
おじいちゃんにだけいつも、
俺の名称を放した。
その時だけ、気が楽だった。
別に、俺って言ったっていいじゃん。
俺使おうが僕使おうが私使おうが
しっくり来るのが俺なんだから
安心するのが俺。
俺が俺を1番好き。
それでちょっぴり心が強くなるなら
バンバン使っていこう。
俺って言って嫌う人に嫌われたって
ギリギリいいじゃん。
確かにそうだなー。


千と千尋の神隠しのリンみたいに
俺って普通に言って良いんだ。
門りょうみたいに
俺って普通に言って良いんだ。
ようは俺が許せるかどうかだ。

マヤ暦で俺は本質は長男なんだって。
女子同士のわちゃわちゃ無理でしょ。
グループの小競り合い。
悪口の言い合い。
むず痒い。
どうしたらいいかわからない。
それ知れてスッキリした。
上手に群れないの理由が分かって頷けた。
俺って言うのがすんごい気が楽なのも中身が男だからだ。

俺って使って生きて良いんだ。
そうしてたけど、結局使えない。
ずっと他人扱いの自分は終わり。
本当にこれは、ルーツ 
曲げられない。なくさないぞ。
男みたいな強い
負けない気持ちで居るんだ!
俺の中のアイデンティティだと
思っていたし、
いちばん手放したくない。
だって、これがないと、生きていけない。
前はちょっと兄弟の喧嘩でここぞと言うときに助けて貰ってた存在に
今では無様にしがみついている。
俺、いかないで!!俺、しかないのだ。
個性そう呼べるものが!!置いていかないで!!待って!!俺を一人にしないで
やめないからな!??
死ぬまで俺は俺使うからな・・・
強くしてくれると安心仕切った所の溝に
落とし穴があったのかも
楽じゃん薬に頼りすぎて
水泳頑張らない
喘息治さなくなった過去の自分
と同じように
めっちゃ弱くなった俺自身
強くなる所かひ弱すぎてウケる


もう、俺を手放す。
要らない。それ。
強いフリをしなくてもいい。
弱くても生きていける私党。私と。