異状なし

祖母は家の裏稼業、農業をやらない時期に掃除婦として病院で働いていた。その当時同僚の話を思い出したらしく今日してくれた。「この前、異状なしって言われた患者がひいといかふつかごに死んだらしいよ。」それからあたしは身体のどこどこが悪いって診断を受けたらその度に思い悩んでいたけど、気にしないようにした。異状なしでも明日死ぬんだもん。異状なしでも死ぬけど、私は異常あるから中々死なないのかもね。アハハハ!と話のオチも付けてくれた。これを知ってるのと知らないとじゃ大違いだから書くわ。