名だたる面子が揃う。
中居正広さん、バカリズムさん、出川さんの顔しか記憶していないが、売れている芸人や司会者ばかりが、そこにいる。
泣いている。
真顔で、心底、悔しそうに。
10人か20人か30人くらい。
30秒、番組の冒頭。
皆、泣いている。誰も笑っていない。
それで、お笑いって、
命懸けなんだなって思った。
この夢で、分かった。
イマジネーションだけど、
私達には、耐えられない。
死にたいなんて、そんなチンケな悩みじゃない。もっともっと辛い。想像を絶する何かを乗り越えて、そこに立ってるんだから黙れよ。ひたすらに乗り越えて、ただ笑って、そこに居る。テレビジョンの枠で気付いたら、目の前に居る。それがそれだけの地位、分からなかった。血も涙も滲む、努力の賜物とは知らなかった。そんな大それた道のりの長い険しい、結晶の塊、まるで飛行石のような、ものだとは、知りもしなかった。





プロ奢るに向かってはた迷惑に愛してる言い続ける。ラジオ番組で。イかれた出待ちファン。誰かに引っ張られ強制的に帰る。客観的に見て、愛していないんだなと気付いた。愛してる言いたいだけ。

何かをする度に、直接的に誰かが私の邪魔をしてくる。やりづらいし、イライラする。
何も進まない。母か妹か私自身。

必要なパラメータ。4つ。
思い出せるのは100だけ。