8歳に万引きをした。おねだりしても買ってもらえなくて、水族館限定か知らないけどフルートの様に可愛い鉄の棒に3つ穴が開いた、笛の形をしたキーホルダー。たった300円だけどされど300円を盗んだ。監視カメラが天井を確認したらなかったし、店員はたった1人しか居らずしかも数少ない客を絶賛接客中だったから今ならやれると、とっさにポッケに突っ込んだ。10年後読んだ星占いの本で俺に泥棒の神様居て驚いた!あとベタベタしたいむっつり。途中神社っぽい所に落ちていた綺麗なブレスレットも拾った。それで、もう、心臓がバクバクで、車に乗った。帰る道中に地獄を味わった。出来るかなと試してみたい好奇心が勝りそれがきっかけだったけどなんて事をしてしまったんだ、と事の重大さに気付いた。いけないことをしたと分かってたけど怒られるのが怖く、両親に幻滅されるのが恐ろしくて言えなかった。その、キーホルダーは買っていないから、こっそり隠し持つ、手に入れたのにも関わらず、どこにも付けれなくて、呪いに近かった。ずっと言えなかった。万引きをした事を言えなかった。こんな簡単な事、これが俺の人生を狂わせ壊していった。何かある度に犯罪者だ、生きている意味がない、と自分を責めた。9歳で兄弟上がクジ引きでゲームボーイを手に入れた事も加勢してゲーム馬鹿になって忘れた事にしてその記憶喪失すりかえて生きていた。自分はなんてダメなやつなんだろうだけが残って勝手に洗脳していく。したい事がある、やりたい事がある、行きたい場所がある、無意識下でそのどれもを私はダメなやつだからとやらなかった。自分自身に対してのかなしいやつあたり。もちろんなけなしの勇気出してピアノや水泳とか始めたけどすぐ自己嫌悪の塊だからやめちゃった。親も怖かったしね。私は私をダメにした。もう何処にも行けないし、何も考えられない。ゲームを言付けに質屋にいれてエンブレム象徴、ゲームの責任と一貫してそれしか言わない馬鹿に成り下がった。ゲームのせいゲームのせいとうるさい。その選択をしたのは俺だろうが。で、クラスメイトにデブって言われたきっかけは何でも良くて、ズル休みした子がいると聞いていいなーと思って不登校になって、もう学校に行けなくなって、ずるずると1年半経って、中学生になって人生を変える!と鼓舞したけど、精神科医と一生懸命考えた自己紹介は気合い入りすぎてて、俺以外皆適当で、初めからしくじって、やはり人が怖いままだから、全部に応じる、それはそれは馴染めなくて、1カ月間トドメの林間学校で当日中朝気付く。誰だろうなーって思ってた小太りでひとりぼっちでさみしがり屋のティムってあだ名が自分でもう無理だった。普段話さない男好きに生理でキツイと勇気出して話した内容をそのままティムがこう言ってたよーとクラスのボス猿に話してて朝から気分は最悪、よく行ったわ。その後の2日間は思った通り。いじめられてるからどうでもいいのに、なんか木を切るので失敗して責められて泣いた記憶がある。泣いたら大丈夫?と慰めてる私格好良い感じの大丈夫だけを言いたい女が近寄って来たっけな。リスが居たらしいけど、コンプレックスで眼鏡かけたくてなくて、そういえば見えなかったなー。夜は何か忘れたけど悪口を言われるし布団で独りすすり泣いたわ。メンタルはとっくに崩壊して次の日好きな音楽の授業があったけど、歌を歌うのを好きだけど、嫌われてるのに、何故か嫌われたくなくて、わざと下手にしそうで、それしたら本当壊れるカフェイン、地獄終わって、車に乗って相当青ざめた顔でもう無理って泣いて母親に言って行くのをやめた。

最初は万引きを母親に白状した。しかし、信じなかった。何度も話し信じて貰えたがどうにも出来ないでしょと終わってしまった。母親に学校に行かなくてもいいよと泣き疲れたのとメンタルの本を読んだのをきっかけに中2で夏休みになったら無理だったけど2ヶ月間行った。海外が好きで外国人が好きだったので1人友達も出来た、次はその友達に白状した。道徳の授業にあった、文房具屋さんで友達と消しゴムを1個ずつ盗んでそれが50代になっても罪悪感に苛まれるから、手紙と千円札を封筒に入れて謝罪した実話。でこれを小5?で知ってこれをしようと思って、中学の時にこれをするって話した。手紙で謝るんだ・・・と。でもしてない時点で出来ないと言ってる様なもんだけどね。で、それからまた学校に行けなくなった。幼馴染みの友達にはっきり嫌われててもうしのうとヘルメットを川に投げて、ウケる結局取りに行ったけど、散歩してたおばさんに、がんばらなくていいんだよと言われて救われたな。また会いたかったけど散歩コース変えたのかもう2度と会わなかった。何度かしのうとした、自転車で短時間家出、けど兄弟上に漢字辞典貸さなきゃいけなくて帰って母方の祖母に泣かれてやめた。家族で出掛ける時に置いてかれてすぐに戻ってきたらしいけど当時はもう無理だって思ってもうこのまま倒れてもいいやと10キロ歩いて車追いかけ死にかけたけど最後に大嫌いだった父親が悲しむ姿をみたくなくて生きることにした。道中の電気屋さんに電話を借りて車で迎えに来て貰った。高校辞めて色々青春はなくて、19歳。たった週2日だけど急募に惹かれて小さい病院の売店ではじめてバイトを始めた。本当にとことん忘れた事にしていたけど、万引きをした事がずっと引きずってて、漢字好きなのに、万引きを間引きと勘違いしてた程、バイト先で万引きする人が来たらどうするんですか?とやんわり聞いてああ支払いを忘れて持っていっちゃった人ねと聞き返せなかった事で自分のみかじめ料となる原因を確信した。


それからは早かった。二日後に行くと決めた。坊主にして、気合いを入れて、断罪者。バスをバス停まで歩いて行って調べた際に到着したら飲むご褒美の缶コーヒーを買った、ネットでその水族館までのアクセスを、紙に書いた。ゲームはずっとしてて行くつもりなんかなかったけど、電源切って、自分を自分から救うにはもう最初で最後。この機会しかないんだって奮い立たせて立ち上がった。もう呪いのキーホルダーは捨てたのか、車の助手席のポケットに入れたと思うが廃車となったし、この手にはなかった。どの駅に行くのか、電車はじめてだったからよく分からなくて、切符を買うときに隣の上品なマダムに教えて貰って幸せを噛み締めた。駅員に2回3回この駅に行きたいんですがこの駅で合ってますかと聞いて亀のスピードながらも朝早く出たので着々と進んだ、助六寿司買ったけど電車内では食べれないらしい。テレビで観てた食べれるのは新幹線なんだと初知り、我慢できなくてばあさんしか居ないバスでペロッと食べた。よく行けたよなー今でもそう思う。まあ約半日かけて到着したら同席客が金持ちなのか?水族館の新しいサービスなのか知らないが多分前者かな、荷物運ぶのに私好みのインテリジェンス眼鏡白執事が居てウケた。到着して最初にした事は、コーヒーを飲んだ。美味しかった。台本を書く。何から話すか考えて居たけど、私ではとっさの判断力ないし言葉に出来ないと思ったので、持ってきたメモ帳に何を言うか書き始めた。何を言われても構わない。どう思われても構わない。謝罪する謝罪の言葉。昔子供の時に万引きをしたんでそれを謝りに来ました。ごめんなさい。やっと白状出来るから坊主にしましたと言った。その商品どれだか分かりますか?十年前なのでないと思います。500円手に持ちこのお金どうしたらいいですか?と聞く、店員さんにあげようと思っていた。募金箱に入れてくださいと優しく弁解の仕方を教えて貰った。持っていたお小遣いの全財産を入れるべきだと思って1500円程度を投げ入れた。終わった。私の呪いが今解けた。商品は買わなかった。あまりお金は持ってきてなかったし、お土産にしたい物もなかった。お土産コーナーみてて私がまた万引きをするんじゃないかと思われたんじゃないかな?笑。でも冗談抜きで買い物中はいつもジリジリしてたのがなくなった。本当に気持ちが晴れやか。神社っぽい所に行って昔拾ったのも後悔してたから、ガチャガチャで新たに入手した可愛いブレスレット2個も捧げて、後悔をやり遂げた。帰り道を聞いて帰った。帰り道は楽でるんるん気分だった。ガラケーでいっぱい写真も撮った。私の人生が舵を切った。一生何をするにも罪悪感に苛まれたの解放されて20212223がニート期。兄弟上が一人暮らしでちょうど居なくなって脳汁どばーって出て好きなことしかしてなかったな。
ハイハイハイハイ。