映像感想

Eテレでみたアニメーション猿の惑星+α。今でもずっと忘れないみたい。猿がロケットでひとりぼっち宇宙に飛ばされる。すごいこわかった。すべての物がまっしろの広い部屋、宇宙船内っぽい未来のパーティー会場かBAR、目以降の口元メイン後ろ姿や下半身が全てのカメラワーク、女が男と会話するが、耳に支配されたロボットの台詞で会話成立を確立。暫くすると男も同じでロボットの喋る通りに女と喋って会話成立して驚愕。驚いたのはお互いに脳ミソを使ってないのが日常という世界観。これは、人間同士が喋ってるんじゃない、ロボット同士も同然。この近未来の設定では、器が人間として、ロボット自体が作家として会話を交わす状態なんだが、これを知ると恋愛が要らなくなるなくなる世界線を知る。この世界観のウン百億光年はロボット自体主体で人間は何処に行くんだろうか。非常に面白かったけど、何が面白いのか理解したくて今でもたまに思い出す。これはデジタルクローンのデジタルクローン同士の会議と一緒で人間が要らなくなる。ナゼそう思うのか?恋愛=セックス 愛 だから。コンピューターに一任した事によって人類は恋愛をしなくて良くなる。恋愛を機械に任せてしまえばそれは最早恋愛ではない。恋愛関係に発展したとしてもそれは恋愛と呼べる代物じゃない。テストで回答が100点満点だったのと同じ事で、ロボットに操られた人間がロボットに操られたと思わないでロボットに操られて恋愛感情を持ち、恋愛関係に至ったと推測されるのだから、これは疑似恋愛だ。機械同士の戦略的恋愛だ。機械同士の愛が成就したのねって風に見れたら素敵だけど、そうは問屋が卸さない。人間が、繁殖の為に恋愛をすると機械にプログラム付けられていて、それを機械が人間的に考えて機械的にやった矢先の疑似恋愛。だからこれは恋愛とは呼べなくて、繁殖手段を選ぶのが面倒臭いから機械に託した。最早人間ではない。私の知る人間ではない。この世界では人間は人間じゃなくて別の何かになっている・・・宇宙人と現すのがわかりやすい。宇宙人は機械に全てを委ねて、よくあるBL漫画のオメガバで題材になる人工知能が遺伝子の組合せで選んだパートナーと結婚するのが義務付けられる様に、恋愛の概念が消え失せると、もう終わっちゃう。で、人間はキカイになる。キカイになった人間は機械とは違うから居てどんな意味があるのかな。まあ機械に使われやすい未開人になりそう。奴隷は嫌だな。奇怪。良い日本語があった、だから好きよ!